
「痛っ!!」
ある日のことです。ある日のこと、体を洗っている時にうっかり指がデリケートゾーンの皮膚にひっかかった瞬間、ものすごい痛みが走りました。
「大事なところが切れたかもしれない、、、」
よろよろとお股を押さえ、ジーンとした会陰の痛みを我慢しながら、なんとか体を洗い終え、バスタブに入るけれどお風呂のお湯がすごくしみて、早々にお風呂から上がりました。恐る恐るタオルで拭いたけれど血はつかない、鏡で見ても傷も赤みも無い、、、。
何が起きたのか、一瞬頭が真っ白になりました。
そう、まさにこれはデリケートゾーンの皮膚が乾燥して起こる症状です。
皮膚が薄くなって乾燥すると、急激な皮膚への刺激に耐え切れずに痛みを生じたり、ひどい時には本当にひび割れなのど傷ができます。
トイレで強く拭いてもいないのにヒリヒリする、おりものシートや生理用ナプキンや尿取りパッドにすぐかぶれる、常にデリケートゾーンに違和感があるので椅子に座っているのがつらい、これらはデリケートゾーンの乾燥で起こる症状です。
なぜデリケートゾーンは乾燥するの?
どうしたら予防できるの?
もしも乾燥の症状が出てしまっていたらどう対処したら良いの?
今回はそんなお話をしていきたいと思います。
目次
デリケートゾーンが乾燥する原因とは?
1.摩擦や洗いすぎによる乾燥

ゴシゴシ皮膚をこすったり、ボディーソープなどを使用して洗いすぎると、皮膚の表面の皮脂膜がはがれ、皮膚の水分を余計に逃がしてしまい、乾燥の原因となります。
また、ゴシゴシこすると、皮膚の表面が傷んで表皮剥離という状態を作ってしまいます。これは顔に限らず全身の皮膚においていえることです。
表皮は皮膚の一番外側で、色々な刺激から守ってくれる部分ですから、そこが傷んでしまうと神経や血管がある真皮がむき出しになってしまい、痛みや出血の原因になります(上図参照ください)。
2.ホルモンバランスの変化

20~30代でピークになった女性ホルモンは、40代に入ると分泌量が低下します。
女性ホルモンは皮膚の中のコラーゲンを保つ働きがあるため、分泌が低下すると皮膚の水分量が減り、艶や弾力が失われて乾燥することにつながります。
なので、更年期といわれる年代でデリケートゾーンの乾燥感を感じ始めます。
3.下着やナプキンなど外的要因

吸湿性や通気性の悪い素材の下着、生理用ナプキンや尿取りパッドなどを長時間使用していると、汗・血液・尿などで汚れたデリケートゾーンがむれてしまいます。
むれると皮膚がふやけてしまいますが、ふやけた皮膚への摩擦刺激はふやけていない皮膚への摩擦刺激の5倍になるといわれています。
摩擦刺激が強いと、皮膚の表面の皮脂膜がはがれ、皮膚の水分を逃がしてしまい、乾燥の原因となります。摩擦の刺激が強いと、黒ずみの原因にもなります。
4.肌質やアトピー体質による乾燥

乾燥肌、という体質の人がいます。ドライスキンもいいます。
皮膚の表面の皮脂が少ない体質の人で、肌の潤いが不足して常に乾燥している人を指します。アトピー体質の人は基本的に乾燥肌です。
デリケートゾーンの乾燥による主な症状は?

1.かゆい・ヒリヒリする・痛い
皮膚が乾燥すると皮膚の表面のバリア機能が落ちるため、外部からの刺激に過敏に反応するようになり、なんでもない自身のおりものや衣服、陰毛などでも、かゆみが起こるようになります。かゆみを超えてヒリヒリする、痛いという感覚になることもあります。
2.切れる・ひび割れる
皮膚が乾燥して水分量が減ると、弾力性を失うため正常の伸び縮みをすることができなくなり、切れたりひび割れたりが生じます。皮膚の傷が真皮まで達すると痛みの原因にもなります。
3.粉ふき
皮膚が乾燥すると、表皮の表面にある角層(=角質層)の一部がめくれて白く粉を拭いたように見えます。粉吹きの状態が進むと皮が剥けることになります。
デリケートゾーンの乾燥が起こりやすい時期・年代

月経前後
月経がある年齢の人で、月経が来る1週間前~排卵日前までは月経周期の中でもエストロゲンの分泌が低い時期のため、理論上は膣の粘膜や外陰部の皮膚が乾燥したり薄くなることが考えられます。
妊娠中
妊娠中は胎児に血液を多く与えるために体の中を走る毛細血管が開いた状態になります。毛細血管が開くと皮膚の水分蒸発が多くなってしまうため、皮膚が乾燥しやすくなります。また、つわりで十分に水分や栄養分がとれないと、さらに皮膚の乾燥が進む原因となります。
出産後
妊娠前と比べると女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が50~100倍になる妊娠中から一気に分泌が低下する出産後は、膣の粘膜や外陰部の皮膚が乾燥したり薄くなることが考えられ乾燥する原因になります。
更年期(陰部・顔・体の乾燥)
20~30代でピークを迎えるエストロゲンの分泌は、40代を過ぎて更年期に入ると分泌が低下するようになります。
エストロゲンは皮膚のコラーゲンを保ち、皮膚の水分量を維持する役割を果たしています。ですので、エストロゲンの分泌量が減る更年期はデリケートゾーンの膣粘膜や皮膚だけでなく、顔や全身が乾燥するようになります。
季節(秋冬の乾燥しやすい時期)
秋から冬にかけては湿度が低下して空気が乾燥します。
特に冬は気温が低くなるために室内で暖房を使い湿度が減る条件となり、さらに皮膚が乾燥しやすい状況を引き起こします。また、汗をかかないために水分を取らない、寒いから熱いお湯で長時間入浴して皮脂がなくなるといったことも起き、皮膚の乾燥が進みます。
乾燥があるときの注意点

1.自己判断で強い洗浄剤を使わない!
「ヒリヒリしているのは不潔にしていたからかもしれない」と思い、洗浄力の強い洗浄剤でゴシゴシ洗ったら悪化した、という方がいます。
乾燥で傷んだデリケートゾーンの皮膚をゴシゴシ洗うとさらに皮膚をいためる原因になりますし、洗浄力の強い洗浄剤は乾燥して少なくなってしまっている皮脂をさらに減らして乾燥を進めてしまうことになります。
2.痒み止めやステロイドの使用は医師に相談を!
乾燥して傷んでいる皮膚にクリームを塗ると、種類によってはとてもしみることがあります。しみる薬は今の状態を良くすることは無いので使わないようにしましょう。
また、ステロイドは炎症を抑える力はありますが、かえって使ったら皮膚が乾燥して症状が悪化したということになる場合があります。
ヒリヒリする、痛いなどの症状がある場合には早めに産婦人科を受診して、今どういう状態なのか、どうしたら改善するのかをご相談くださいね。
3.性交渉時の違和感・痛みへの配慮!
デリケートゾーンの皮膚に乾燥がある時には、性交渉の摩擦は刺激が強く痛みを生じることが多いです。
デリケートゾーンの乾燥を感じている人は、性交渉をする時には十分に潤滑ゼリーを利用する、傷んだ皮膚は感染症を起こしやすいのでお互い入浴した上でパートナーにコンドームを使ってもらう、性交渉が終わったらすぐに付着したものは拭くか洗い流して保湿をしてから休む、などを注意してみてください。
デリケートゾーン乾燥の対策・治し方

洗浄と保湿の重要性
デリケートゾーンのスキンケアの基本は①洗浄②保湿です。ほぼそれを徹底すれば、乾燥に伴う不調は出ないと言い切れます!がんばろ~!
1.洗浄を見直す

お顔は一生懸命スキンケアをするけれど、デリケートゾーンのスキンケアは手を抜いているという人は多いのではないのでしょうか?
ぬるま湯で洗う!
冷たい水は付着した汚れが落ちにくく、30℃以上の熱すぎるお湯は皮脂が落ちすぎて突っ張る原因になりますので、体温よりやや低い32℃くらいで洗うのが良いです。シャワーの水は水の勢いが強すぎて、直接長時間当てると皮膚をいためてしまう可能性がありますので、注意してご使用ください。
しっかり泡立てて洗う!
洗浄剤を泡立てて、その泡でもこもこと全体を洗い、小陰唇と大陰唇の溝を何度か指でなでるようにして汚れ(恥垢)を落とします。
ゴシゴシ洗わない!
ゴシゴシ洗わない、ポリエステルやナイロンなどの化繊のタオルは使わない。
洗浄剤の成分にも注意を!
洗浄剤は弱酸性でなるべく合成素材の材料が多く含まれていないものを使用する。
水流にも注意を!
ウォシュレットは水の勢いが強いため、水の勢いが強すぎて皮膚をいためてしまう可能性があります。どうしてもトイレで流さないと気持ち悪い!という方は、微温湯をペットボトルなどに詰めて上からかけ流すようにすると良いでしょう。
2.保湿を習慣化する

入浴後は体を拭いたら乾燥が始まりますので、すぐに保湿しましょう。皮膚の質は個人で異なりますので、乾燥肌の人はより保湿の強い物を使うことをおすすめします。
水分量の多いジェルなどで水分を与えた後に、油分の多いクリーム系で表面に油膜を張って水分を閉じ込めるようにすると、より保湿が長持ちしますよ。
3.デリケートゾーン専用保湿剤を使用する

フェムテック(=女性のためのテクノロジー)によるフェムケア(女性の心身の健康をケアし守る)のための製品として、デリケートゾーンのスキンケア用商品が沢山販売されています。
現在は、デリケートゾーン用の商品に数千円から数万円をかけるのが普通になってきましたね。より良いものを選択したいものです。
4.医療機関での診断と治療も選択肢に

そうはいっても、何を選んでどうケアしていったら良いのか分からない時には、是非婦人科にご相談ください。デリケートゾーンの状態をチェックして、ご説明をしたのちにお勧めのケアの方法を提示いたしますよ!
病院から処方できる薬からおすすめのデリケートゾーンケア用品までお伝えできますし、うまくケアが出来ているのかを定期的にチェックすることもできます。
おすすめの乾燥ケアアイテム

ワセリン|安価でシンプルな保湿
ドラッグストアで購入出来て病院でも保険で処方してもらえるワセリンは、皮膚の表面を保護してくれる軟膏としては一番お手頃でお手軽です。朝昼晩の1日3回デリケートゾーンに塗布しておくだけでも保湿に役立ちます。
傷が出来てしまった時の応急処置にも良いです。
保湿クリーム|デリケートゾーン専用が◎
どうせ使うならデリケートゾーン用の保湿クリームを選びたいもの。配合されている成分によって1000円くらいから1万円以上するものまでさまざまあります。毎日使って継続できなければ意味がありませんので、お財布と相談しながら毎日使うことができるものを選んでいただきたいと思います。
たかき医院では、産婦人科の女医が開発したプラセンタやカテキンエキスや乳酸菌の配合されたエビネジェル、ヒト幹細胞培養上清液の配合されたエビネセラムなどをおすすめしています。
保湿オイル|敏感肌でも使えるものを
保湿の方法のおすすめは、水分を与えるローションやジェルタイプのものを使った上に、油分の強いクリームかオイルで水分を閉じ込める方法です。天然100%のオイルは一つ一つ成分も違って効能も違います。ぜひオイルの効能をよく選んで使っていただきたいです。
たかき医院では赤ちゃんにも安心して使える保湿に優れたオイルとして、カロフィラムオイル、スイートアーモンド、ヘーゼルナッツオイル、アボガドオイル、イブニングプリムローズオイル、アルガンオイルなど、天然100%で質の良いオイルを豊富にご用意しております。
ヒルドイド|処方薬としての選択肢(保険診療との関係も)
保湿といえば、ヒルドイド。病院の保険診療で処方してもらえるお薬です。病院では部位によってローションタイプ、クリームタイプ、泡タイプなど様々な剤形が選べます。
更年期と乾燥の関係

・エストロゲンの低下が引き起こす乾燥
更年期になると女性ホルモンの分泌が低下します。女性ホルモンは皮膚の弾力や水分量に関わるコラーゲンを維持する働きがあるため、分泌が低下することにより皮膚のしわやたるみや乾燥に影響が出ます。35歳はお肌の曲がり角、といわれるのはそのためです。
・陰部、顔、体の乾燥が同時に起こることも
お肌の曲がり角はお顔だけに限りません。顔、頭、体、デリケートゾーンすべての皮膚が弾力や水分を失って乾燥していきます。
・婦人科でできる治療法(例:モナリザタッチ、ホルモン補充療法)

女性ホルモンの分泌低下によって減ってしまった皮膚のコラーゲンを、自然治癒力を利用して再生する治療法として、デリケートゾーンにフラクショナル炭酸ガスレーザーを照射するモナリザタッチがあります。
もともと顔用のアンチエイジングの治療機器をデリケートゾーン用に応用したものです。自費診療にはなりますが、何を試しても乾燥感が取れない方は、一度は試していただきたい治療法です。たかき医院にもございます。
当院のモナリザタッチ
特に当院で導入しているモナリザタッチ(レーザー治療)は、痛みが少なく、通院回数も少ない新しい選択肢として、多くの女性にご好評をいただいております。
「新潟県初導入!たかき医院のモナリザタッチ」をご覧くださいね。
ご興味のある方はぜひ、お声掛けくださいね!
こんなときは婦人科へ相談を

1.かゆみ・痛みがひどい
かゆみや痛みの原因の多くは乾燥、汚れ、むれ、摩擦など日常生活の中で生じたものによりますが、時に性感染症(カンジダ膣外陰炎・トリコモナス膣炎・ヘルペス外陰炎)が原因の場合もあります。
おりものが多い、おりもののにおいや色が気になる、陰部に水疱などのぶつぶつが出来ている、集中力がそがれたり夜眠れないほどのかゆみや痛みを感じるなどの症状がある時は、早めに病院での診察を受けたほうが良い場合のことが多いのでご注意ください。
また、女性ホルモンの分泌が低下してくる更年期世代や閉経後のかゆみや痛みは、ひとに相談しにくい悩みでもありますので、早く産婦人科を受診してご相談いただいた方が気持ちの面での不安や負担が軽くなります。是非お気軽にご相談くださいね。
2.市販薬や保湿剤で改善しない
ドラッグストアで手に入るかゆみや痛みに効くクリームや軟膏、デリケートゾーン用の保湿剤を2週間使用しても症状が全く変わらない時、市販品を使ったらかえって症状が悪化した場合には、産婦人科受診をおすすめします。
3.繰り返す乾燥・炎症
市販薬をつけると、つけた瞬間は症状が取れるけれどしばらくするとまた症状がぶり返す、それが2週間も繰り返されるときは、そろそろ産婦人科にご相談いただく頃合いかもしれませんね。
よくある質問(Q&A)

Q1:デリケートゾーンの乾燥は放置しても大丈夫ですか?
A1:お餅がいったん乾燥してしまうと、表面がだんだんめくれあがってボロボロと崩れていくように、皮膚も乾燥が進むと皮膚の水分量を閉じ込めてくれる働きを持つ表皮がめくれあがってさらに皮膚の中の水分量が減り乾燥が進みます。
表皮が乾燥でボロボロに崩れ落ちると外部からの刺激から守ってくれるバリア機能が無くなってしまうため、様々な刺激で皮膚が炎症を起こすようになり、肌の状態はどんどん悪化してしまいます。ですので、デリケートゾーンの乾燥は気づいた時点で赤みやかゆみや痛みなどの症状がないうちにしっかりと保湿をしてケアをしていきましょう。
Q2:膣内の乾燥を感じた場合、どのように対処すればよい?
A2:膣内の乾燥感を感じる時は、たいていは女性ホルモンの分泌が低下してくる更年期や閉経後の世代であると思います。また、まれにピルを使用している若い方でも女性ホルモンが低めに抑えられているために感じることがあります。
ご自宅でできるケアとしては次のものが挙げられます。
・エクエル(大塚製薬)
大豆から作られる女性ホルモンに似た物質であるエクオールをサプリにしたものを内服する
・専用ジェルやオイル
膣の入り口の少し中にまで塗り込めるデリケートゾーン用のジェルやオイルなどの保湿剤を使用して乾燥をケアする
・バストミン(大東製薬)
女性ホルモン配合の軟膏。ただし女性ホルモン依存性疾患のある方は使用できません。
医療機関でお手伝いできるケアとしては次のものが挙げられます。
・ホルモン補充療法
女性ホルモンの配合された膣剤、パッチ製剤、ジェル製剤、内服薬などを処方いたします。ただし全身投与にあたるパッチ剤、ジェル製剤、内服薬などは女性ホルモン依存性疾患のある方は使用できません。
・モナリザタッチ
女性ホルモンの分泌低下によって減ってしまった皮膚のコラーゲンを自然治癒力を利用して再生する治療法として、デリケートゾーンにフラクショナル炭酸ガスレーザーを照射するもの。
もともと顔用のアンチエイジングの治療機器をデリケートゾーン用に応用したもの。女性ホルモン依存性疾患の方でも治療を受けることができます。自費診療で料金が1回約3~5万円です。
Q3:市販のボディクリームを使ってもいいですか?
A3:市販のハンドクリームやボディクリームをデリケートゾーン用に使用しても構いません。ただし、膣の中にまで塗るのはやめましょう。
使ってみてしみる、かゆくなる、腫れる、などの症状がある時は合わないので使用しないでください。
Q4:乾燥からくる陰部のかゆみには何が効果的ですか?
A4:保湿です。お風呂上りにお顔にする保湿の要領でデリケートゾーンも保湿してあげてください。デリケートゾーン用であれば尚良いですが、まずはお手元にある保湿のローションやクリームなどを使って試してみてください。
もしも使ってみてしみたり痛みを感じるようでしたら、お肌がかなり傷んでいてきちんと対処をしたほうが良い可能性がありますので、お早めに産婦人科を受診してくださいね。
Q5:陰部の乾燥を改善するための生活習慣は何ですか?
A5:水分を良くとる(1日最低1.5L)、良い油を摂る(オメガ3脂肪酸の多いもの)、きちんと食事をする(特にタンパク質はとる)、通気性・吸湿性の良い自然素材の下着をつける、陰部をゴシゴシ拭かない・洗わない、ウォシュレットを多用しない、弱アルカリの洗浄剤を使う、熱いお湯につかった後は必ず保湿ケアをする、などです。
まとめ

季節、天候、冷暖房の使用、年齢など、お肌が乾燥する理由は私たちの周りにたくさんあります。
女性なら誰でも顔や手先が乾燥しているな~、と感じたことがあるのではないかと思います。顔や手先が乾燥しているということは、顔や手先からつながっているデリケートゾーンの皮膚も乾燥しているに違いありません。
乾燥が進めばガサガサしたり粉をふいて白く見えたり、場合によってはひび割れたりしますよね。顔も手先もデリケートゾーンも同じです。
顔や手先と同じように、症状の無いうちからしっかり保湿のセルフケアをしていきましょう。たいていは保湿をしっかりしていればデリケートゾーンの乾燥による症状は改善できます。
ちなみに私も冒頭の出来事のあった日からヒト幹細胞培養上清液入りのデリケートゾーン用保湿剤(エビネセラム)を使用したら、2週間で痛みの起きない状態になれました。
すでに症状のある方で保湿を2週間しても改善の無い時、症状の有る無しに関係なく保湿剤がしみて痛いような時は、早めに婦人科にご相談くださいね。
新潟県のたかき医院について

女性の身体と心の健康は、日々の生活を豊かにする上で非常に重要です。
たかき医院では、一人ひとりの患者様が安心して、そして前向きに健康と向き合えるよう、きめ細やかなサポートを心がけています。十日町市にお住まいの方だけでなく、アクセスしやすい津南町、南魚沼市、湯沢町からのご来院も心よりお待ちしております。
どんな些細なことでも構いません。ご自身の身体に気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。専門の女性医師とスタッフが、親身になってお話を伺い、最適な治療プランをご提案いたします。
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