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院長ブログ

更年期に外陰炎・腟炎を繰り返す原因と治療法|乾燥・かゆみ・ヒリヒリ感の対策を解説。

40代ではたまにかゆみが生じることがありましたが、50代ではかゆみよりもヒリヒリするようになりました。これは私の乾燥です、おっと違った、感想です。

もともとアトピー性皮膚炎なので肌が弱いこともあり、若い時はおりものシートを長時間つけてしまった時には、よくムズムズしたものです。

そんな時はステロイドの入った軟膏をちょこっとつけるとすぐに治ったので、単純にムレとかかぶれだと思っていました。

ですが、今あるヒリヒリは、良くなってもまた症状が気になる頻度が以前より多い、もしかして治ったと見せかけて何度も繰り返しているのではないかと感じます。

これはまさに、年齢的に女性ホルモンの分泌が低下してデリケートゾーンの皮膚や粘膜のバリア機能が落ちてしまうことで起こる症状です。

バリア機能が落ちると摩擦の刺激に弱くなるので、たびたびかゆみやヒリヒリなどの症状が出るようになるだけでなく、細菌感染が起こりやすくなり外陰炎や腟炎を生じるようになります。

多くは症状が出てから治すというのではなく日々保湿のケアをすることで予防できる症状です。

今回の記事では、
更年期世代の人が何度も繰り返す外陰炎や腟炎を、

・原因
・セルフケア
・治療法

などの観点からお話していきますね。

なぜ繰り返す?外陰炎・腟炎の慢性化メカニズム

一時的に治っても再発する理由

更年期になりエストロゲンの分泌が低下してくると、外陰部の皮膚や腟の粘膜のコラーゲンが減ります。コラーゲン量が減ると皮膚や粘膜は水分の維持が難しくなるため、乾燥します。

皮膚も粘膜も乾燥が強くなると表面がいたむため、外部からの刺激で細菌感染や炎症が起きやすくなります。

また皮膚と粘膜のコラーゲン量が少なくなると、皮膚や粘膜が若い時のような厚みが無くなり薄くなる菲薄化を起こすため、表面から神経のある層までが近くなり、痛みやかゆみなどを感じやすくなります。

いずれにしても、更年期世代の外陰炎や腟炎は根本的な原因は女性ホルモンの分泌が低下すること。

それによってデリケートゾーンの皮膚や粘膜が乾燥することが原因なので、それを分かってケアをしていかないといつまでもお困りごとが再発することになります。

抗生物質や抗真菌薬で菌は減っても、粘膜バリアが弱ったままでは再発しやすい

外陰炎や腟炎とは、本来そこには存在しない菌が感染し炎症を起こすことで、おりものの色や量や性状(水っぽい、ぼそぼそしている、など)、におい、かゆみ、などが起きている状態です。

これを治療するには、
抗生物質や抗真菌薬などの内服薬、腟剤、軟膏などを使用する必要があります。

適切な薬剤を使用すれば短期間で症状は改善します。
しかし、デリケートゾーンの皮膚や腟の粘膜が乾燥すると、表面のバリア機能が失われるため、菌の感染が起こりやすくなります。

水仕事をすることで手先が荒れている時に、しみるようなものを触ると炎症が起きて皮膚が赤くなったり腫れたりしますよね?

それと同じことがデリケートゾーンでも起こるのです。
ですので、バリア機能を戻さないことには外陰炎や腟炎を繰り返してしまうのです。

腟内の「自浄作用(腟フローラ)」が乱れているケースも多い

更年期になると骨盤内の血流が減り腟内の血流が減ることで腟分泌物が少なくなり、それに伴って腟内のpHバランスが崩れます

腟内には乳酸菌の一種であるデーデルライン桿菌がおり、腟内を酸性に保つことで外部からの菌が入り込まないようにしている自浄作用があります。

自浄作用が落ちると菌が入り炎症が起きやすくなるため、更年期の腟内および腟の入り口部分の炎症は、抗生物質や抗真菌薬などを使用しても再発しやすいのです。

更年期の方の腟内は残念ながら腟フローラ(腟内に存在している細菌の種類のバランス)が乱れ、デーデルライン桿菌がいなくなってしまっている人がほとんどです。

背景にあるホルモン低下

実は女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が低下しているのは更年期の年齢の方だけではありません。

産後の授乳中の女性も要注意!

産後の授乳中の女性もエストロゲンの分泌が低下しています。
ですので、産後月経が再開するまで更年期の女性と同じような外陰炎・腟炎の症状がみられることがあります。

乾燥・摩擦

1.更年期になりエストロゲンの分泌が低下

2.外陰部の皮膚や腟の粘膜のコラーゲンが減少

3.コラーゲン量が減ると、
皮膚や粘膜は水分の維持が難しくなるため、乾燥する

4.皮膚と粘膜のコラーゲン量が少なくなると
皮膚や粘膜が若い時のような厚みが無くなり薄くなる菲薄化を起こす

5.下着や性行為などの摩擦の刺激で皮膚と粘膜がいたみやすくなる

6.結果、外陰炎や腟炎を繰り返し生じます。

摩擦や洗浄のしすぎで炎症を繰り返す悪循環に

更年期になると若い時より少し頻尿気味になることがありますが、どんなに柔らかいティッシュペーパーであっても何度もデリケートゾーンを拭くという行為は、デリケートゾーンへの摩擦という刺激を与えることになります。

外陰炎や腟炎を起こしているのであれば清潔にしなくては、と思って一生懸命トイレでウォシュレットを使い、入浴時にはゴシゴシ洗っていました、という方が結構な割合でいます。

しかし、これらはかえって皮膚や粘膜を傷めることになり、炎症を繰り返す悪循環につながります。

ビデの使用も注意!

また、腟洗浄用のビデを頻繁に使うと
腟内を清浄に保つデーデルライン桿菌を死滅させてしまう原因にもなります。

慢性炎症を招く3つの要因

① 腟粘膜の乾燥・菲薄化

更年期になりエストロゲンの分泌が低下してくると、外陰部の皮膚や腟の粘膜のコラーゲンが減ります。コラーゲン量が減ると皮膚や粘膜は水分の維持が難しくなるため、乾燥します。

また皮膚と粘膜のコラーゲン量が少なくなると、皮膚や粘膜が若い時のような厚みが無くなり薄くなる菲薄化を起こします。

つまり、デリケートゾーンの皮膚と粘膜の潤いと弾力が低下し、刺激や菌への抵抗力が弱まります。

② 自浄作用の低下(腟フローラの乱れ)

更年期になると骨盤内の血流が減り腟内の血流が減ることで腟分泌物が少なくなり、それに伴って腟内のpHバランスが崩れます。

腟内には乳酸菌の一種であるデーデルライン桿菌がおり、酸性にすることで外部からの菌が入り込まないようにしている自浄作用があります。

pHバランスが崩れデーデルライン桿菌が減少すると、雑菌が繁殖しやすくなります。

③ 摩擦・洗いすぎ・下着刺激

おりものシート・ナプキン・尿取りパッドなどを長時間使用する場合は、汚れたらすぐに取り換えることと、汗をかく時期は目に見える汚れが無くても3時間に1回程度は交換すること、肌当たりの良い素材を選ぶことがデリケートゾーンの皮膚や粘膜を傷めないためには重要です。

締め付け下着・きついズボンなどは、骨盤内の血流を悪くすることとデリケートゾーンへの摩擦の刺激を多くするのでなるべく避けましょう。

洗浄力を強くするために界面活性剤が入っている、弱酸性ではないなどのボディソープを使用すると、バリア機能を低下させてしまい炎症を起こしやすくなるため、おすすめできません。

また、ナイロン素材など肌に悪い硬い洗浄用タオルやスポンジなどで洗浄すると、摩擦の刺激が慢性炎症を悪化させ、外陰炎腟炎の治りを悪くさせます。

自宅でできる予防・ケア

弱酸性ソープと保湿ケアでバリア機能を守る!

デリケートゾーンの皮膚は0.08~0.16㎜と全身のほかの部分より薄く、pH値が3.8~4.5と酸性なので、まず弱酸性のデリケートゾーン専用ソープで優しく洗浄することをおすすめします。

熱すぎるお湯は皮膚の表面の皮脂を流してしまい、乾燥の原因になります。

熱いお湯に長時間つかるのが好きな人は、入浴後のデリケートゾーンの保湿ケアを念入りに行ってください。

あと、お風呂の時に化繊で出来た硬いブラシやタオルを使ったり、どんな素材のものであってもゴシゴシ洗うと、薄いデリケートゾーンの皮膚をいためますので、絶対にやめてください。

壊れものを触るように優しく洗浄剤を泡立てて、垢のたまりやすいクリトリス周囲や小陰唇と大陰唇の間などをなでるように洗うようにしてください。

ぜひ、デリケートゾーン専用保湿剤を使用してみてください。

通気性のよい下着・摩擦対策を!

ナイロン・ポリエステルなどの化繊素材よりも、肌に優しく汗の吸収も良く通気性の良い自然の繊維(綿、絹など)で作られた下着を選ぶこと、デリケートゾーンの刺激や摩擦の増えるきつく締め付ける下着やズボンは選ばないことをおすすめします。

通気性をよくして高温多湿のムレ状態を防ぐことは、デリケートゾーンの雑菌の繁殖も予防でき、一石二鳥です。

市販薬の使いすぎには注意!

私自身がずーっと小さい頃からアトピー性皮膚炎と対峙してきたので、皮膚の状態は自分のことでも他人のことでもとても気になります。

デリケートゾーンのかゆみのご相談でいらっしゃった患者様が内診台に上がられたとき、下半身の皮膚の状態がとても悪い方がおられます。

皮膚を掻くことで生じるかゆみ物質セロトニンやインターロイキンなどは産生されれば血液に乗って全身を巡ります。

つまり、アトピー性皮膚炎の方は全身の皮膚の状態を良くすることも、外陰炎を予防する第一歩だと思っています。

医療でできる根本改善

原因菌の特定と再発予防の治療

外陰炎や腟炎は何かしらの雑菌が皮膚や粘膜に感染し炎症が起こります。

つまり、腟分泌物の細菌検査や外陰部の皮膚細菌培養検査で原因菌を特定することが治療の第一選択になります。

その結果に合わせて抗菌作用のある腟剤や軟膏などを使用した局所治療や、菌の種類によっては抗生剤の内服薬を使用した全身治療を行います。抗菌剤はよく効きます。

ただし、長期間漫然と使用していると良い菌であるデーデルライン桿菌も殺してしまったり、抗菌剤に耐性のある菌が出てきてしまって治らなくなるということもあるので注意をしましょう。

再発予防について

再発を防ぐためには腟内環境の改善が必須です。
腟内を清浄に保つのは、乳酸菌の一種のデーデルライン桿菌ですので、乳酸菌を育てることを意識してみましょう。

まずは基本的にデリケートゾーンの皮膚や粘膜を健康的に維持するための、

・良質のたんぱく質

・亜鉛などのミネラル

・ビタミンB・C・A・E

・必須脂肪酸(オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸)

をバランスよくとること、水分量を維持するにはこまめに水分を取りましょう。

また発酵食品も積極的に摂取しましょう。
その上で使っていただきたいのが、生きた乳酸菌が使われている製剤です。

腸内細菌の一部が腟内に移行することはよく知られていますので、下に示した整腸剤を病院で処方してもらい、日々使用して腸内環境も一緒に整えるのはいかがでしょうか。

整腸剤の種類

菌種特徴主な商品名(成分)
ビフィズス菌偏性嫌気性菌。小腸下部から大腸にかけて増殖し、乳酸及び酢酸を産生する。ビオフェルミン錠(ビフィズス菌)
ラックビー錠・微粒N(ビフィズス菌)
乳酸菌
(ラクトミン)
通性嫌気性菌。小腸から大腸にかけて増殖し乳酸を産生する。増殖性ならびに乳酸生成能が高い。ビオラクト原末(ラクトミン)
配合剤ビオスミン配合散(ラクトミン、ビフィズス菌)
レベニンS散(ラクトミン、ビフィズス菌)
糖化菌偏性好気性菌。芽胞を形成する。小腸上部より増殖を始め、乳酸菌増殖促進作用がある。配合剤ビオフェルミン配合散(糖化菌、ラクトミン)

また、私の大学の先輩である産婦人科の女医さんが開発した乳酸菌の生菌の入ったサプリ「エビネフローラ」を私はおすすめしています。

EBINEフローラについて(※外部ページ)

https://ebine-womens-clinic.com/homecare/flora

当院では、腟内環境の改善だけでなく、便通改善やアレルギー症状でお悩みの方にもお声掛けさせていただいています。

モナリザタッチで粘膜バリアを再生

2007年にイタリアで発売され、全世界でデリケートゾーンのお悩みの改善に使われている腟外陰部のレーザー治療機器があります。

日本でもたかき医院を含め、約100か所でレーザー治療が行われています。

それが「モナリザタッチ」です。

モナリザタッチとは?

腟の中や外陰部に炭酸ガスレーザーを照射して、腟の粘膜や外陰部の皮膚をとても軽いやけどの状態にすることで、そこから正常の粘膜や皮膚を作る時に生じる自然治癒力を利用して、粘膜や皮膚の中のコラーゲン再生を促し、潤い・厚み・弾力を回復、若返りを図ります。

実は以前より使われていた顔のしわ・くすみ・たるみなどの美容治療器を、デリケートゾーン用に応用したものです。

モナリザタッチの効果

また、モナリザタッチは、デリケートゾーンのしわ、たるみ、乾燥感、かゆみ、痛み、におい、性交痛、ゆるみ、尿漏れ、頻尿などに効果があります。

施術をご検討の方へ

施術のご希望があった際には、まず外来にて医師の診察を受け、モナリザタッチで効果が出るお悩みなのかどうかを判断いたします。その後にご希望があれば、すぐに施術を受けることができます。

無痛の安心施術

腟内はもともと無痛ですが、外陰部の皮膚はそのままレーザー照射をすると痛みを感じますので、医療用のレーザー脱毛の時に使う表面麻酔のクリームを塗って20~30分馴染んだところで施術が行われます。麻酔クリームを利用すると、施術時はほとんどお痛みがありません。

施術部位

腟内、腟の入り口、外陰部の3か所をレーザー照射します。

施術後

照射後はすぐにお帰りいただけます。
ただし、軽いやけどの状態が作られますので、ヒリヒリ感、腫れぼったい感じなどが数時間ありますが、しっかり冷やしていただくとほとんどの方は翌朝までには落ち着きます。

施術頻度

1~2カ月に1回、連続3回受けていただき、その後はメンテナンスに1年に1回は受けていただくのが基本的な施術回数になります。

婦人科がんの方にも

ホルモン補充療法ができないエストロゲン依存性疾患(子宮体がん、乳がんなど)の方も安心して受けられます。

モナリザタッチをすることでデリケートゾーンの皮膚や粘膜を20~30代の潤い・厚み・弾力に再生するため、外陰炎や腟炎が再発しにくい「健康な外陰・腟環境」を作り出し、維持できるようになります。

当院のモナリザタッチについて>>

よくある質問(Q&A)

Q1:外陰炎・腟炎が繰り返すのは、病気が治っていないからですか?

A1:まずは治療法が炎症の原因と合っていない可能性があります。

そしてもしも外陰炎・腟炎を繰り返しているのが更年期の方や産後で母乳授乳中の方なら、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が低下することで外陰部の皮膚や腟の粘膜が乾燥し、刺激や菌への抵抗力が弱まっているために、外陰炎や腟炎が繰り返しやすい状態であることが考えられます。

また、女性ホルモンの分泌が低下していると骨盤内の血流が減り腟内の血流が減ることで腟分泌物が少なくなり、それに伴って腟内のpHバランスが崩れます。

腟内のpHバランスが崩れると、腟内を清浄に保つために働いている乳酸菌の一種であるデーデルライン桿菌が減少し雑菌が繁殖しやすくなり、外陰炎や腟炎を生じやすい状態を作ります。

Q2:市販薬で治ることはありますか?

A2:最近は外陰炎や腟炎用の薬剤は市販薬でも様々なものが販売されています。

まずは急場の対処として使用してみると良いと思います。おおよその方はそれでかゆみなどの症状が治ると思います。

更年期の方や産後で母乳授乳中の方なら外陰部や腟粘膜の乾燥で症状が出ていることも考えられます。乾燥対策で市販のデリケートゾーンケアの製品で保湿ケアをしてみるのも試してみてください。

ただし、何を使用しても治らない、使用すればその時は良いけれど又すぐに症状がぶり返す、などの時は早めに婦人科を受診してご相談ください。

Q3:更年期以降、乾燥による腟炎が続いています。ホルモン治療を使えない場合は?

A3:腟レーザー治療「モナリザタッチ」があります。

更年期以降の乾燥による腟炎は、女性ホルモンの分泌が低下して腟粘膜のコラーゲン量が少なくなること、腟内の血流が悪くなることでpHバランスが崩れることで腟内環境が悪くなり生じます。

モナリザタッチは、腟や外陰部に炭酸ガスレーザーを照射して、腟の粘膜や外陰部の皮膚をとても軽いやけどの状態にすることで、そこから正常の粘膜や皮膚を作る時に生じる自然治癒力を利用し、血流を増やし粘膜や皮膚の中のコラーゲン再生を促し、潤い・厚み・弾力を回復、若返りを図ることで腟炎を治していきます。

デリケートゾーンの血流を改善する方法としては、
もう一つ椅子型の骨盤底筋運動治療器「エムセラ」があります。

HIFEM(高密度焦点式電磁)の働きで、なかなか刺激できない体の深部の骨盤底筋に1回の治療で1万7400回電磁刺激をすることができ、骨盤全体の血流を促していきます。

合わせて行っていただくと、より効果がみられます。
どちらもたかき医院にございますので、気になる方は是非お気軽にお声掛けください。

Q4:腟炎と外陰炎はどう違うのですか?

A4:腟炎は
腟の中および腟の入り口部に乾燥や摩擦の刺激あるいは細菌感染などで炎症が起こることです。

外陰炎は
小陰唇や大陰唇を含めて外陰部の皮膚に炎症が起きている状態を指し、原因は腟炎と同じです。

Q5:何度も再発する場合、どの診療科を受診すればいいですか?

A5:ぜひデリケートゾーンの専門家である婦人科を受診してください!!

たかき医院では常時女医が診察を行っております。是非ご相談お待ちしております♬

まとめ

おりものの量がずっと多いので、デリケートゾーンが何をしてもかゆくなったり治ったりを繰り返していて、と病院で細菌培養検査を行っても何も悪い菌は見つからないんです、と更年期以降で相談に来る方は結構多いです。

原因の菌が分からない、そう、原因は菌の問題ではなく、女性ホルモンの分泌が低下して外陰部の皮膚や腟の粘膜が乾燥や菲薄化を生じて弱っているからです。

ですので、更年期以降の方の外陰炎や腟炎を予防するには、まずは日々のケアが重要になります。

ケアの一番は摩擦を避けて保湿をすることです。
それにはトイレでの拭き方、トイレットペーパーの質、下着の素材や締め付けすぎない形状、入浴時のお湯の温度、ボディーソープの種類、洗い方、そして保湿のためのジェルやオイルなどを使うこと、と様々なことに気をつかう必要があります。

それでも症状が改善しない時には、デリケートゾーンの皮膚や粘膜を根本から再生するアンチエイジング治療として、炭酸ガスレーザー治療器「モナリザタッチ」をおすすめします。

いずれにしても早めの対処が大事です。

様子を見すぎて外陰部の皮膚がゴワゴワと硬く厚くなってしまったり、白く変色したようになってしまったときには、病院の薬を使ってもその時は良いけど症状を繰り返したり、腟レーザーのアンチエイジングを使用したとしても治るまでの時間が長くかかってしまいます。

更年期以降でデリケートゾーンの調子が悪いことが何度も繰り返すな、と思ったときには、このくらいの症状で病院に相談に行くのもどうかな、と思わずに、気づいたその時にぜひ婦人科にご相談いただけると嬉しいです。

新潟県のたかき医院について

女性の身体と心の健康は、日々の生活を豊かにする上で非常に重要です。

たかき医院では、一人ひとりの患者様が安心して、そして前向きに健康と向き合えるよう、きめ細やかなサポートを心がけています。十日町市にお住まいの方だけでなく、アクセスしやすい津南町南魚沼市湯沢町からはもちろん、県内、県外からのご来院も心よりお待ちしております。

どんな些細なことでも構いません。ご自身の身体に気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。専門の女性医師とスタッフが、親身になってお話を伺い、最適な治療プランをご提案いたします。

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仲 栄美子

仲 栄美子(なか・えみこ)
たかき医院 院長/日本産婦人科学会 専門医


女性の健康と心に寄り添うヘルスケアアドバイザーとして、日々診療にあたっています。
医師としての知見に加え、ヨガやメディカルアロマ、精油の知識を活かし、ライフステージごとに変化する女性の体と心をトータルにサポートしています。

取得資格・活動

  • ヨガインストラクター RYT200(サントーシマ香 師事)
  • 産後ヨガインストラクター
  • チェアヨガインストラクター
  • 骨盤底筋ヨガインストラクター(高尾美穂 師事)
  • MAA認定メディカルアロマプラクティショナー
  • MAA認定キャリアオイルマスター
  • MAA認定ホルモンアドバイザー
  • yuica認定 日本産精油インタープリター

著書

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